滝川 恒昭 特任教授 (日本経済史、日本史)
ゼミ紹介
私のゼミでは、全員で日本史(戦国時代)の1冊の本を読み込んだうえで、輪番制で発表者を決めてその内容を要約したり疑問点をあげ、それについて全体討議するなかで、歴史的思考力をつけることをめざしています。地位に残る歴史遺産(人?出来事?遺跡等々)を「まちづくり」にいかせないか、というテーマを主題に、現時点では千葉県内でよく知られた伊能忠敬や千葉氏?里見氏などについて、その基礎的な知識を学んでいます。この夏休みには、伊能忠敬のゆかりの地である佐原(香取市)でフイールドワーク(アンケート調査)を実践しました。
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担当科目
日本史概論Ⅰ?Ⅱ
専門導入演習Ⅰ?Ⅱ
専門導入演習Ⅰ?Ⅱ
日本経済史Ⅰ?Ⅱ
進路支援Ⅴ?Ⅵ
ゼミナール
地域に残る歴史素材を生かしたまちづくり?地域づくりを、自治体や各種団体(NPO等)などと協力しながら、主導?支援するような活動に取り組んでみたい。そのためには、まだ埋もれていたり評価されていない歴史素材を発掘し理解を深める必要がある。したがって現在では、千葉県内を主な対象としてそれぞれの地域の特色ある歴史事象の学習につとめている。またそれと同時に、すでにそのような活動に取り組んでいる自治体や団体からもいろいろ学ぶこととする。
主要著作
- 滝川恒昭(2022年)『人物叢書 里見義堯』吉川弘文館
- 滝川恒昭共編著(2022年)『図説戦国里見氏』戎光祥出版
- 滝川恒昭編著(2022年)『旧国中世重要論文集 旧上総国?安房国』戎光祥出版
- 滝川恒昭編著(2014年)『房総里見氏』戎光祥出版
最終学歴
國學院大學大学院博士課程前期修了
主な現職(澳门皇冠体育_皇冠体育app-在线*投注除く)
- 千葉市史編集委員(中世)
- 木更津市史専門部会部会長(中世)
- 一宮町史編さん委員(中世)
- 国史跡南房総市史跡里見氏城跡岡本城跡整備検討委員会委員
- 茂原市史調査執筆委員(中世)
- 千葉氏関係史料調査会代表
これまでの主な経歴
?千葉県公立高等学校地歴科(日本史)教員
?千葉県史料研究財団史料研究員(中世担当)
?千葉経済大学非常勤講師
?千葉県史料研究財団史料研究員(中世担当)
?千葉経済大学非常勤講師
所属学会
千葉歴史学会 戦国史研究会
趣味
史跡めぐり スポーツ観戦(特にサッカー)
学生へのメッセージ
日本史を経済史や社会史的視点で見直すと、今までより現実的な姿がみえてきます。みなさんとそのような歴史の実像を共有できれば、と考えています。