馬場 正弘 教授 (経済政策論、日本経済論)
ゼミ紹介
私が担当する演習(ゼミ)では、「日本の経済成長と経済政策」を2~4年次全体のテーマとして、日本経済とその各部門が今日直面している諸課題(講義科目では「経済政策」「日本経済論」に該当)について学んでいます。そこでは、別項に示した私自身の研究テーマを念頭に置きつつも、みなさんの関心の所在の幅広さを考慮してより広い範囲からゼミ共通のテーマを選んで全員で検討し、それと関連付けて各自の卒論テーマを自由に選んでもらいます。
その際、受講にあたって共通の問題意識として持ってほしいのは、少子高齢社会を迎えて産業と企業のいっそうの変革を目指すイノベーションの実現が求められている現代の経済?社会においては、これに対応するための産業、雇用、公共、金融システムなどをめぐる改革政策の立案と実行が急務である、という認識です。この急速に変化する経済?社会に新たに参加し、活動するためにも、これらの問題を正しく認識し、解決の必要性と方法を考えてほしいと思います。
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その際、受講にあたって共通の問題意識として持ってほしいのは、少子高齢社会を迎えて産業と企業のいっそうの変革を目指すイノベーションの実現が求められている現代の経済?社会においては、これに対応するための産業、雇用、公共、金融システムなどをめぐる改革政策の立案と実行が急務である、という認識です。この急速に変化する経済?社会に新たに参加し、活動するためにも、これらの問題を正しく認識し、解決の必要性と方法を考えてほしいと思います。
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担当科目
専門導入演習I?II
専門演習I?II
専門演習I?II
卒業演習I?II
経済政策I?II
経済政策I?II
日本経済論I?II
計量経済学I?II
計量経済学I?II
専攻分野
経済政策論
日本経済論
(技術革新、企業行動、および経済成長に関する実証分析)
日本経済論
(技術革新、企業行動、および経済成長に関する実証分析)
主要著作
- 「産業における環境技術革新の要因と効果 -海外活動と研究開発-」日本経済政策学会編『経済政策ジャーナル』第3巻第2号、 pp.69-72、2006年5月
- 『経済政策の理論と現実』(共著)学文社、2009年3月
- 「企業の経済環境と技術革新」千田亮吉?塚原康博?山本昌弘編著『行動経済学の理論と実証』第10章、2010年1月
- 『少子?高齢化と日本経済』(共著)文眞堂、2014年9月
最終学歴
早稲田大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得満期退学(経済学修士)
所属学会
日本経済学会
日本経済政策学会
公益事業学会
学生へのメッセージ
経済理論の基礎を正しく理解するとともに、その政策的含意の考察および実証分析による検証を通じて、抽象的な経済学の知識だけでなく、実際の経済のメカニズムや企業、消費者の行動を的確に把握し分析する知識と能力を身につけるための手助けができればよいと考えています。