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成田空港の「消防」と「警備」を担う会社、成田国際空港株式会社のグループ会社、NAAセーフティサポートをクローズアップ!


今年度エアポートNARITA地域産業学では、学生たちが主体となって様々なテーマで話し合う「学生ミーティング」を定期的に実施しています。
第3回学生ミーティングは夏休み直前の7月に開催し、無料で利用できるオンライン英語学習サイトの活用方法や、夏休みの過ごし方について講義しました。また、第4回学生ミーティングは10月に開催し、敬愛プログラムを履修中の学生から、LCC研究の内容について、中間報告をしてもらいました(敬愛プログラム最終報告会の様子はこちら)。

そして、11月22日(水)に第5回学生ミーティングを開催しました。今回は、成田国際空港株式会社に成田空港についてのお話をいただきました。1978年に「新東京国際空港」が開港され、2004年に成田国際空港に名称変更されました。この成田空港の運用や施設整備、周辺の環境整備?まちづくり等空港づくりを総合的に進める会社が成田国際空港株式会社(以下:NAA)です。
成田空港には約4万人の方が就業しており、NAAのグループ会社も12社と多岐にわたります。免税店を運営するNAAリテイリングや、海外旅行保険、外貨両替、空港内の広告販売を担うグリーンポートエージェンシーなどとともにグループ会社のひとつである、NAAセーフティサポート(以下:NAFS)様の事業について詳しく説明をいただきました。

NAFSは成田空港の消防(ファイア)と警備(セキュリティ)分野を担う会社として創業し、今では成田空港の警備、消防?防火防災、航空保安、場面管理を柱に加えお客様サポートやセキュリティシステムも手掛ける空港運用の専門会社です。学生ミーティングではNAFS総務部の寺倉様から、若い視点での会社の魅力や働き甲斐を語っていただきました。
ポストコロナで訪日観光客数が急速に回復する中、空港人材の不足が喫緊の課題としてしばしばニュースになっており、NAAのグループ会社でも同様の課題があるようです。
成田空港では更なる機能強化の整備が進められており、さらに今後は新ターミナルを含む新しい空港構想が検討されている等、急成長が期待されます。そのような中で、大学としてNAA様とより密接に情報を共有し、周辺の地域活性化とともに、次代の成田空港の発展の一助となれればと思いました。

報告:国際学部教授 三浦 知子