千葉県の産業、特色を学ぶ『千葉学Ⅱ』vol.6
国際学科では、千葉県の産業や特色を学び、県内の経済活動と国際ビジネスについての理解を深める「千葉学」という授業を展開しています。授業は「事前学習」と「外部講師をお招きした講義」の回が交互に設定されており、13回目となる今回(1月21日(月))は国土交通省 関東地方整備局 千葉港湾事務所 伊勢 勉様をお招きし「みなとは世界の窓」と題した講義を行いました。関東地方整備局の仕事についてから始まり、港にある施設や主な船舶の種類、輸出入物資の内訳、わたしたちの生活とどう関わっているのかなど、多岐にわたりご説明をいただきました。
国土交通省 関東地方整備局
千葉港湾事務所 伊勢 勉様
現在、我が国の輸出入物資の99.6%は港から出入りしており、日本の大手メーカーの家電製品なども、主にアジア地域で組み立てられたものが輸入されています。また、食料の6割、エネルギーの9割を海外からの輸入に頼っているそうです。
地元千葉県の抱える千葉港は日本一の広さを誇り、昭和40年に指定重要港湾となりました。今では「エネルギー港湾」として大きな役割を担っています。その周辺には火力発電所やガス工場等が立地し、首都圏のエネルギーの供給拠点となっています。千葉県には同港の他にも木更津港や上総湊港、館山港など、大小合わせて7つの港があり、その発展と共に都市の人口も増加していきました。千葉港をはじめとした港湾は、物流や産業の発展と密接に関係していることを学ぶことができたのではないでしょうか。
最終回となる次回は、「道の駅」の取り組みについて学ぶ予定です。これらの授業を通じて、学生たちは地域社会の発展に貢献する力を身につけます。
最終回となる次回は、「道の駅」の取り組みについて学ぶ予定です。これらの授業を通じて、学生たちは地域社会の発展に貢献する力を身につけます。
船舶の種類についての説明の様子
聴講する学生