宿泊学習のボランティア
横浜の小学校に勤務している山口ゼミの卒業生Rさんから依頼があり、4名の学生(4年生1名、2年生3名)が宿泊学習にボランティアとして参加しました。1泊2日で行われる5年生の宿泊学習の引率です。先生方との事前打合せにも参加し、丸2日間子供の活動を支援するという体力勝負のボランティアです。Rさんから写真入りの報告が届きましたので、写真を中心に紹介します
調理の準備が始まりました。薪の並べ方や火のつけ方などにも工夫が要ります。これはその場で子供に教えなければならないことで、支援する側に知識が必要です。
火がついてから調理ができるように一定の火力を保つには大人の支援が欠かせません。学生のうちからこのくらいはできるようにしておきたいものです。
子供が包丁を持って調理をする時は、見守る方も緊張してしまいます。危険が予測される場合は、ためらわず声をかけなければいけません。
子供の様子を見守りながら、ボランティア学生も子供と一緒に学んでもいます。子供とともに学ぶことが「学び続ける教師」なのです。
ボランティアが終わり、参加学生全員からメールで報告が届きました。4人ともたくさんのことが学べたようです。最後に2年生のKくんの報告の中から、感想の部分を紹介します。精一杯取り組んだ後、子供や保護者の方から感謝されると、それまでの疲れも飛んでいくというものですね。今回のようなボランティア活動を通して、教職への適性を見極めてほしいものです。
2年生からの報告
子供達が楽しめる環境作りの大変さが学べるいい機会だった。
会場に行ったら物が準備されているというのは、事前の教員による準備があったからだった。タイムスケジュール通りに子供を動かすには、こちらが資料(しおり)をよく読み込んで先を見通したり、最低限の動きで行動しなければならなかったりと、改めて教員の大変さを知ることができた。
しかし、最後の解散式の後、子供達一人ひとりから「ありがとう」という言葉を貰ったときに、ものすごい達成感を味わった。大学2年生でこのような貴重な経験が出来たことに感謝しつつ、改めて教師になる道を進みたいと思えた。
会場に行ったら物が準備されているというのは、事前の教員による準備があったからだった。タイムスケジュール通りに子供を動かすには、こちらが資料(しおり)をよく読み込んで先を見通したり、最低限の動きで行動しなければならなかったりと、改めて教員の大変さを知ることができた。
しかし、最後の解散式の後、子供達一人ひとりから「ありがとう」という言葉を貰ったときに、ものすごい達成感を味わった。大学2年生でこのような貴重な経験が出来たことに感謝しつつ、改めて教師になる道を進みたいと思えた。
文責:山口 政之